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歴史

狂犬病は最も古くから確認されていた人と動物との共通感染症の一つであり、感染し、発症した場合ほぼ100%死亡します。日本でも幾度となく流行を繰り返していましたが、昭和25年に狂犬病予防法の制定を機に、昭和32年以降日本国内の犬を原因とした狂犬病の発生はみていません。

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日本での発生は、文献などによると太古からあったようですが、状況が明らかとなったのは明治以降になります。

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①獣疫予防法の制定:家畜保護対策の一環として狂犬病予防対策が始まる。
②家畜伝染病予防法の制定:予防対策を検疫と国内防疫に大別し、組織的防疫活動が開始される。
③管轄が内務省へ移管:狂犬病予防事務が内務省へ移管される。
狂犬病が家畜防疫だけではなく、公衆衛生上の問題として取り上げられる。
④狂犬病の大流行:第二次世界大戦の終結直前。野犬の増加とともに再び大流行が始まる。
⑤狂犬病予防法の制定:「狂犬病予防員の設置」「狂犬病発生時の対策の詳細」「通常時における予防防疫対策」という観点から狂犬病予防法が制定される。

今、日本国民が狂犬病の脅威を感じずに生活できるのは狂犬病予防法で制定された対策を当時の国民が一丸となって実行し、狂犬病を制圧したことによります。

現在でも狂犬病予防法は、いつ日本国内に狂犬病が入ってきても速やかに制圧できるよう、今行なうべき予防対策が決められています。