人道的な犬の個体数管理に関するガイダンス

International Companion Animal Management Coalition(国際コンパニオン・アニマル管理連合;ICAM Coalition)により作成された、犬の個体数管理に関する資料。

※フリーダウンロード資料です。(926KB)

 

国際コンパニオンアニマル管理連合(ICAM)による

「人道的な犬の個体数管理に関するガイダンス・日本語版」の刊行に際して

 

イヌ狂犬病流行地において、イヌの個体数管理とイヌへのワクチン接種は流行をコントロールするために不可欠なプログラムです。ヒトへの感染源となるイヌを淘汰すればヒトへの感染リスクは消失するはずですが、大量のイヌの淘汰はイヌの空白地域を生み出し、そこに新たなイヌが入り込むことによって新たなリスクを産むと言われています。実際に中国においてもインドネシアのバリ島においても大量のイヌが殺処分されましたが、狂犬病流行を止めることはできませんでした。そればかりではありません。無差別な殺処分により住民はイヌの飼育を隠すようになり、ワクチン接種率が低下したために狂犬病の流行を止めることができなくなったと言われています。

狂犬病ワクチン接種が済んだイヌや不妊去勢処置を施したイヌにタグを付けることは住民の安心につながり、狂犬病対策を推進することにもつながるでしょう。

人道的なイヌの頭数管理は、イヌの福祉を損なうことなく合理的に狂犬病流行をコントロールすることにつながると思われます。将来我が国で狂犬病が再興した際に、決してパニックによるイヌの大量殺処分が行われないためにもこのガイダンスを参考にしていただきたいと思います。

この冊子は2007年11月、World Society for the Protection of Animalsのほか、Humane Society International、International Fund for Animal Welfare、RSPCA International、Universities Federation for Animal Welfare、World Small Animal Veterinary Association、Alliance for Rabies ControlがInternational Companion Animal Management Coalition ( ICAM ) と言う組織を作って刊行されました。

日本では狂犬病臨床研究会が2013年12月に刊行しました。刊行に際し、ICAMと調整し日本語訳を担ってくださった山崎佐季子氏を始め、刊行を賛助してくださった学校法人シモゾノ学園 国際動物専門学校、特定非営利活動法人アナイスに深謝いたします。

2014年1月

商品購入等に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームをご利用ください。

<<商品一覧に戻る

PageTop